昨年、日本で開催されたワールドカップラグビーでは日本チームの活躍に多くの国民が盛り上がりました。
昨年までは当たり前の光景でした。
今年に入り、年頭「ワンチーム」という言葉を掲げ、昨年の日本チームのように会社一丸となって1年間取り組んでいこうと意気込んでスタートしました。
ただ今は以前の光景が遠い昔のように感じます。
2月に入り徐々に変わりゆく社会に戸惑いを感じながら過ごしました。
4月に入り「緊急事態宣言」が発令され、本社のある松江市内で県内初めての感染者が確認され混乱状態に陥りました。
混乱する中、まずは未知のウイルスから社員の安全を確保することを重要課題として頭がパンクするほど情報を集めました。テレワークなど見聞きしたことも実践してみました。
そんな状況の中で今年も台風や豪雨による災害が発生し、災害対応に追われる時期もあり仕事の方は忙しい1年となりました。
今年、医療従事者など新型コロナウイルスの感染リスクの高い人たちが「エッセンシャル・ワーカー」と呼ばれていましたが、私たちも災害発生時に「エッセンシャル・ワーカー」として被災地の復旧に努めて参りました。
あっという間に年末を迎え、何も出来なかった印象が残ります。忙しかった1年も結果的には社員の感染や大きな事故など無く年末を迎え、社員間の絆の強さでこの混乱期を回避できたと感じています。まさに「ワンチーム」で乗り切りました。社員のみなさんには本当に感謝しています。
1年前の生活が懐かしく感じられ、その生活にはなかなか戻ることの出来なくなったことを実感しながら、これからの「Withコロナ」の時代を乗り切っていきたいと感じます。
新しく迎える年もどうぞよろしくお願い致します。