昨年7月に猛威を振るった豪雨により、日本各地で甚大な被害が発生しました。
7月以降、当社技術部では、県内で発生した災害の復旧支援(復旧のための測量・設計など)に総力をあげて対応し、また現在も継続して作業を行っております。
一方、当社工務部は遠く九州は熊本県内で災害復旧工事のお手伝いをしています。
熊本県でも昨年の7月豪雨時に1級河川の球磨川が氾濫し、甚大な被害が発生しました。その球磨川沿いの被災した道路擁壁の復旧工事に当社が携わる事になり、昨年末より工務部の皆さんが作業を行っています。今回、激励を兼ねて現地へ行ってみる事にしました。
この工事は「親杭パネル壁工法」といって、地盤を削孔し親杭(H鋼)を建込みグラウト注入し、そのH鋼に親杭パネルを被せていき一連となる擁壁を施工するものです。当社はその過程の削孔からグラウト注入までのお手伝いをしています。
私も、入社して20数年経ちますが、このサイズの削孔(φ500 一部φ550)は初めてで、削孔時の打撃音・振動に正直ビビりました(汗)
当社施工箇所はあと少しのようですが、まだまだ復旧箇所が残っているようです。
今回、施工地を見学して、改めて自然の怖さを感じるとともに、当社を含め建設関連業の大切さを感じた旅になりました。
被災地が一刻も早く復旧されることを心よりお祈り申し上げます。